談山神社に行って来た
談山神社の紅葉が見頃だと聞いたので
早起きして行って来ましたよ。
談山神社の御祭神は藤原鎌足公。
今年は没後1,350年とのこと。
亡くなった日が11日14日らしいので
偶然にもまあまあ近い日だったんですね。
着いてすぐの感想は
神社というわりに
あんまり神社っぽくないな…?
です。ふふ。
人間を神様として祀っている神社は他にもありますが
(それでこそ先日の北野天満宮とか)
それにしても神社っぽくない。
なんでだ、、?と思ったら案の定
もともとは妙楽寺というお寺で
明治維新以降に神社となったのだとか。
うん、わたし、なっとくした!
もしも神社をパワースポット、と呼ぶならば
ここのパワースポットは
鎌足公をお祀りしている本殿ではなくて
龍神社、こちらではないかなと。
写真、分かりにくいですが、小さな滝がありました。
ここから空気ががらりと変わります。
家族の事情でこれより奥には行けなかったのだけど
この奥、どうなっていたんだろう。
そもそも談山神社の建つ多武峰(とうのみね)という場所は
大化の改新以前から
山そのものを御神体として来た信仰の地だったとのこと。
うん、わたし、なっとくした!!(2回目)
見頃の紅葉きれいでした。
カメラを抱えた人もたくさんいました。
さすがみんな良いカメラ持ってた!いいないいな!
神社のご利益…は、あまり考えたことないですが
もし鎌足公の御威光に肖るならば
中大兄皇子と密談した談い山に登ると
商談が上手くいく、かもしれない……。
多武峰には縁結びの信仰があったということなので(パンフレット参照)
やっぱり鎌足公の、というよりは
「多武峰の」ご利益、と考えると良さそうですね。
だとしたらやっぱり
もしもお願い事をするならば
祈りの場所として相応しい場所は
本殿ではない、ということになる。
このあたりは
もともとお寺だったところから
神仏習合、神仏分離を経て
いまの形になった経緯を調べたら分かるのかもしれませんな。
わたしはそこまではしません笑
個人的には
鎌足公の妻で額田女王の姉である鏡女王が
境内にある恋神社の御祭神として祀られていることにもびっくりでした。
きっとご本人もびっくりしているに違いないよ。
やっぱり吉野って(談山神社は吉野ではないよ)
飛鳥時代からの「呪」や「術」の香りが色濃く残っているように感じます。
持統天皇も藤原不比等も
歴史に名を残したすごく偉大な人、という以上に
そもそも何者だったんだ…?と思う。
でも!これ以上は言わない!(おやくそくのネタ!)
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