「シンドラーのリスト」からの今、思うこと
少し前のことなのですが
「シンドラーのリスト」を観ました(初見)
あんまり良い気分じゃないときに
敢えて更に落ち込むようなものを観たりします
そして這い上がる工程を自分に課すのが好きなんだ…
でもこの日はそこまでは落ちたくなかったので
最終的にはなんだかんだハッピーエンド率が高い(と思っている)
ハリウッド作品から選んだのがこちら
夜泣キングだったこどものころ母親に
「夜に怖いもの見ちゃダメ!」て散々言われてたのに
寝る前に見てしまったせいで
まんまと映画そのものの夢を見てしまいました…もう肉体年齢中年なのに!
たぶん夜泣きはしてないから少しは成長してる、はず
超有名作品なので
ここであらすじを書くまでもないですね
気になる方はGoogle先生に尋ねてください
この作品を観ているあいだじゅうずっと考えていたのは
自分がユダヤ人としてこの場所にいたらどうするか?でした
サバイバル能力皆無だから
とてもじゃないが逃げて生き延びられる気はしないし
ボヤッとしてるから気まぐれな兵士に一発撃たれて果てかねない
特別な美貌も能力もないからシンドラーの工場に採用される気もしない
そんなことを考えていたら気分は鬱々としてくるし
夢も見るし
目覚めもそりゃ良くなかったのですが
睡眠て大事ですね
寝て起きたら
考えるべきは
「あの状況でどうやって生き延びるか?」
ではなくて
「あの状況そのものが起きないためにはどうするか?」
ではないのか、と思えました
なんで何かが起こる前提で考えてるんだ?!と突っ込んでしまった
その点だけは寝る前に観て良かったかもしれない
あの状況、というのは戦争のこと
差別、そして命が軽く扱われること
人々の間に分断を起こしたくない
※そういえばさいきん観た「きっと、うまくいく」でも
主人公が「分断させたくないんだ」と語っていました
笑って泣いて元気の出るこちら、オススメします
恥ずかしながらわたしには
政治ってなんかよく分かんないし難しいし
頭の良い人に任せておけば良いんでしょ、と
思っていた時期がありました
戦争も日本には起こらない、と思ってた
だけど、そうじゃないんですよね
政治は政治家のものではないし
どんな命もおもちゃじゃない
政治に興味ない、なかった、という人
わたし以外にもいると思いますが
ずっと刷り込まれて、騙されてきたんだなと思ってます
何かあったときに国民が一致団結して
こんなのおかしいよ!て声を上げないために
みんなの輪を乱しちゃダメだよ
政治は難しいものだよ(だから参加しなくて良いよ)
声をあげてもムダだよ
君には何の力もないよ
言われた通りにしなさいねと
義務教育以前から教えられてきたのでは、と
そして正直なところ
誰かからこのような話をされるたび
何言ってるんだろう、と真面目に受け取ってこなかった
そんなに深刻に考えなくて良いんじゃない?
日本は大丈夫でしょ、とも思ってた
でも、忠告してくれた方こそが正しかった
日本はぜんぜん、ぜんぜん、大丈夫じゃなかった
(特にこの数年間)
とはいえ
無関心だったのは自分
勉強を怠ってきたのも自分
(そうなるようにコントロールされていたのだとしても)
そこを改めて今以上の悲劇が起こらないように
アンテナを張っていこう、と思っています
大インターネット時代の良いところは
いろんな情報が即座に入手出来るところと(玉石混交ですが)
これは!と思った署名運動にもさっと参加出来るところですね
いまわたしたちは誰も経験したことのない時代を生きていると思うと
わたしなんかはワクワクよりも恐怖が勝るのですが
だからこそ選択を誤らないようにしたい
孫正義さんも「嵐の前では臆病だと笑われるくらい守りに達した方が良い」と仰ってましたが
本当にその通りだな、と思います
いまわたしたちが置かれている状況は
嵐の渦中、じゃなくて、嵐の前、です
COVID-19とは長い長い戦いになるけれど
(それだけじゃないけど)
だからこそ
お笑い番組を見て大笑いしたり
綺麗な石や美術作品を眺めたり
映画や舞台の世界に入り込んだり
2次元でも2.5次元でも3次元でも
推しのいる人は推しに癒され励まされつつ!!
何よりも心のケアこそを大切にしながら
日々日々、生き抜いていきましょうね
そして選挙に行きましょう
なんだかいつも以上に取り止めのなさすぎる暑苦しい文章になってしまいましたが
ここまで読んでくださった方
ありがとうございました🙏
最後までまとまりがなかったな〜(いつも!)
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